ワクチン情報_インフル
インフルエンザワクチンの予約・一般公開(拡大)について 2023/10/17
インフルエンザワクチンの予約を一般公開(拡大)しました。木曜日や診療のある土曜日などにも枠を拡げましたのでご利用下さい。当院初診の方は先にデジスマアプリにてご登録をお願いします。
予約枠 : 診療科で「12.インフルエンザワクチン(アプリ登録者専用)」を選択下さい。
時間 :11時台 月~土 15~17時台 月 火 水 金
料金 :1回目 3500円
2回目 1500円(今期1回目を当院で受けた方に限る)
2回目の接種は13歳未満で、1回目より2-4週後が標準
決済は出来るだけ、デジスマのクレジットカード登録利用をお願いします。
他のワクチンとの同時接種について: まず、診療科「4or5」で、インフル以外のワクチンの予約を行い、そこで、インフルワクチンの同時接種をお伝えください。ただし、コロナワクチンは金曜日だけです。
ワクチンの予診票: HPから出力頂くか、予めクリニックに取りに来て頂くと有り難いです。2回目がある方は次回分をお持ち帰り下さい。なお、ご家族同時接種等、個別のご要望についてはデジスマチャットでご相談下さい。
子宮頚ガンワクチン(HPVワクチン)小6から高1相当女子 2023/04/07
9価のワクチンが定期接種として4月から使用できるようになりました。絶対にお受け下さい。4価のワクチンもあり、こちらは男性への適応がとれています。HPV(ヒトパピローマウイルス:ヒト乳頭腫ウイルス)は、ヒトのみに感染できるウイルスで、ヒトの中に住み続けており、生殖器やその周辺にいぼを作るウイルスです。男女間のピンポン感染や陰茎ガンや肛門ガンなどの原因となります。いつか、男子にも定期化されると思います。(風疹ワクチンは以前は中学2年生の女子にしか定期接種をしていませんでした。)
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年長さんになられた方へ 2023/04/06
MRワクチン(麻疹&風疹)の混合ワクチンが定期接種としてできます。
かかった事の無い方は、おたふくかぜワクチンも同時に接種することをお勧めします。(任意5000円 早く定期になって無料化が望まれます。)三種混合ワクチンも百日咳の予防のため、この時期に最近推奨されています。(よく風邪をひいて咳が長引く子はやっていた方が良いかと思います。三種混合ワクチンについては、ご希望ならお電話下さい。)
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四種混合ワクチンが生後2ヶ月から 023/04/01
4種混合ワクチンが生後2か月より接種可能となります(2023.4~)
2023年4月1日より四種混合(DPT-IPV)ワクチンの接種が、今までの生後3カ月から生後2カ月に変更になります。接種を1か月早めることで、リスクの高い生後6か月未満児の百日咳罹患と重症化を減少させることが期待されます。
従って、4月以降にワクチンデビューされる方は、B型肝炎、ロタウイルス、ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合の5つのワクチンを同時接種で受けることをお勧めします。ワクチン予約の項目を少し改変します。既にワクチンを開始している方は、今まで通りのスケジュールでなにも問題ありません。
予防接種 生後2か月から
生後2か月からワクチン接種が始まります。初めてで、戸惑っていらっしゃるご家族も多いと思いますが、来院頂きましたら、それぞれのご家族と相談の上、次回のワクチンの種類や日時やを具体的に立てさせて頂きますので、安心してお越し下さい。参考のため、「VPDを知って、子どもを守ろう」のページをご案内しておきます。
数々のワクチンの歴史がありますが、乳幼児の命を守るために、ワクチンがどれほど、寄与してきたか、私自身医師として身を持って知っています。昔は、生後数か月の赤ちゃんが熱をだすと、命がかかったり、重い後遺症を残す、「細菌性髄膜炎」を疑って脊髄液の検査をすることが必須でした。背中に針を刺して、髄液を採取し検査する、赤ちゃんにとっても、結構大変な検査でしたが、それを出血等をおこさず、上手に行えるようになることが、小児科医としての大きな関門でした。何百回をもやったと思います。Hibワクチンや肺炎球菌ワクチンができてから、ワクチンをしている子で、細菌性髄膜炎になった子は知りません。それも、始めは有料でしたが、今は定期接種で無料となり、本当に良い時代になっています。私が小児科医になった頃、大学病院の小児科病棟でさえ、「はしか、肺炎、入院」(はしかになり、合併症として肺炎を起こし、入院しないといけなくな状態)が、日常茶飯事でしたが、もう、何十年もはしかの子は診ていません。おたふくもMMR(麻疹、風疹、おたふく混合ワクチン)として無料の時もあったのですが、今は任意になって有料となってしまいちょと残念です。世界的にはMMRがですが、日本は副作用が問題になり、MR(麻疹・風疹混合ワクチン)に逆戻りしてしまっています。
お伝えしたい事は、しっかり、ワクチン接種を行うと、多くの命が救え、重度の後遺症を残したり、一生病気と付き合って過ごさないといけない状態を防げると言うことです。ともかく2か月になれば、なるべく早くワクチン接種を開始して頂きたいです。以前勤めていた、産科病院は、大きな病院も含めて、神戸市で3番目に数多くのワクチンを接種している病院だと、市の担当者から聞いたことがあります。大きな病院は医師も多く分担でしたが、その産科病院は私一人で小児のワクチンをしていました。おそらく、日本でも有数のワクチン接種の経験者だ思います。「黒江先生の注射は痛くない」と言ってくれる子も多く、自分でも上手だと自負しています。是非当院で、接種を開始してください。また、判らない事があればいつでもお尋ね下さい。少しでもご家族の負担を減らし、楽しんで育児を出来るお手伝いが出来れば幸いです。
任意接種ワクチン(海外渡航対応)
多くのワクチンは定期接種となっていますが、時期を逃し自費となる場合もあります。上記にも書きましたが、おたふく(ムンプス)ワクチンは現在任意接種で、姫路では1歳の時に3000円補助はありますが、自己負担も必要になっています。その負担を出来るだけ小さくするため、当院では5000円の価格設定(自己負担2000円)にしています。予防接種価格・抗体価測定価格を貼っておきます。また、任意接種の予診票もそれぞれクリックしダウンロード下さい。海外に行かれる方に対するワクチンも施行しています。
任意接種予診票
みずぼうそう(水痘):帯状疱疹の予防のためにも使用します
3種混合ワクチン:妊娠後期に生まれてくる新生児の百日咳予防のために使われています
狂犬病 :日本そのものでは発症は近年ありませんが、渡航前の予防や受傷後の発症予防のために使われます
A・B型肝炎ワクチン A型肝炎ワクチンは海外渡航前に行われる事が多いです
日本脳炎 小児期に受けたワクチンですが、10年以上前ですと、流行地の海外渡航時には初回接種から始めることをお勧めします(3回接種)
破傷風