新型コロナ・インフルの大規模流行に備えて
新型コロナとインフルエンザの大規模な同時流行は起きなければ良いのですが、それを考慮して備えるということは、必要な時期に来ているようです。前回7波の時、小児は軽症ではあるが数が多く、高次医療機関はギリギリの状態にさらされたと聞きます。インフルエンザの流行とコロナの8波が重なれば、普通の状態なら命を落とすことなどない子が危険にさらされる事もあり得ると思います。他人事ではないです。数は普通なら対応できることを無力化します。韓国でハロウィーンの前夜に沢山の人が狭い所に密集して亡くなりました。事実を前にしないと、密集するだけで人が亡くなるとは医師としての経験からでもイメージできません。数は恐ろしいです。同時流行が起きる場合に備えた重症化リスクの高い方の外来受診・療養の流れ(イメージ)が厚労省から出ています。小学生以下も重症化因子として判断されています。インフルワクチンの後はコロナワクチンを接種しましょう。大人の方は同時接種も考慮ください。姫路でインフルエンザAもちらほら出ているようです。